我が家は、旅行や遠出するときもいつも車です。
毎年行く伊勢は、自宅から約150キロ。
行きは、渋滞を避けるために早く出発して2時間。
帰りはどうしても渋滞にハマるので、3時間半~4時間程かけて移動します。
運転手は私だけなので、最終日に遊ぶときはいつも、
「帰りの運転の余力を残しとかなくちゃ」という気持ちがありました。
「しんどくなるから」
「眠たくなるから」
「途中で休憩を取ると遅くなるから」
そんな「○○だと嫌だから」という
マイナスな気持ちを抱えたまま子どもたちと遊び、
15時を過ぎてくると、
体力は?
疲れ具合は?
と気にしていました。
それでも、毎年帰りは眠たくて眠たくて、
寝ないように、居眠り運転しないようにと
そんな気ばかり巡らせていました。
そんなことを毎年繰り返しながら、
あるとき河口湖へ行ったときのことです。
自宅から河口湖までは約300キロで4時間ほど。
伊勢のちょうど倍くらいです。
最終日は、子どもたちと1日遊んだあとに帰る予定をしていました。
さすがに倍と思うと開き直ることができ、
「いいや! とにかく遊ぼう」
「途中で仮眠を取ってからゆっくり帰ろう」
と、伊勢のときよりもゆっくり遊んでいました。
そして帰り道。
不思議と眠たくなることもなく、疲れを感じることもなく、
4時間とかからずスムーズに自宅に帰ってきました。
伊勢のときよりも思いきり遊び、運転距離は倍に伸びた。
でも、いつもよりとてもラクだったのです。
何が違ったのか? と言えば、「私の気持ち」です。
疲れたらどうしよう。
後で眠たくなったらどうしよう。
体力残しとかなくちゃ。
そんなネガティブな想いが自分自身に負荷をかけ、
「○○だったらどうしよう」を、想像通り、引き寄せてくれていたんですね。
不安や怖れ、ネガティブな思考をすればするほど、
そのエネルギーが自分のエネルギーを消耗させ、
「なったらどうしよう」な状況を生み出します。
いい悪いではありません。
どっちがいいか?
どっちをやりたいか?
です。
それ以来、遊ぶときは存分に遊ぶことにしています(笑)
もちろん、家に着いてから「あ~つかれた~」なんて口にすることもなくなりました。
あなたは知らず知らずのうちに、
自分で負荷をかけ、疲れを引き起こしていませんか?