こんにちは、美結です。
リーディングをしていると、相談内容は異なっていても、同じようなことをお伝えする時期やタイミングというものがあったりします。
根本原因、ここだよね? みたいな部分が同じなんです。
でね、最近お伝えすることが多い傾向にあることは、
目の前の現実を受け容れていない、拒否している、とか。
現実を、自分を困らせる敵のように捉え扱っていませんか? ということ。
望まない現実、受け入れられない現実、悩みの種になる現実だからと、何とかしようとしたり、望みに合わせて現実を変えようしたり、力んだり、躍起になったりしていませんか?
ではなくて。
大切なことは、まずは今目の前にある現実を受け止めること。
それが、現状把握でもあります。
別に心地好く受け取る必要はなくて、許すとか許さないとか、いいとか悪いとかもいらなくて。
ただ淡々と、こういう状況なのねという事実を見て欲しいんです。
事実と感情は別物です。
事実を受けて、自分はどう感じているか。
目の前の現実に対してどんな感情を抱いているかはこの段階では必要ありません。
ただシンプルに事実を知るということ。
目の前こんな状態だね、と認識すること。
そのうえで、自分の望みと違っていたり、自分の感情が心地好くないと言っているのであれば、なぜ違ったのか? どうすり合わせることができるのか? どうなったら心地好くて、そのためには何ができるのか? 自分の想いと現実とが手を取り合って、歩み寄って、協力して望みへ向かっていくイメージを持ってもらいたいんです。
現実をひとりの人としてイメージしてみてください。
自分のことを拒絶し、嫌いだと感じている人の望み通りには動きたくないでしょう?
そして、引き寄せや投影と言われるように、
目の前に起こっている現実は、それがどんなものであれ、すべて自分自身が引き寄せ生み出した出来事です。何らかの形で望み、必要としている経験です。
であるならば、現実を否定することは自分を否定することであって、現実を受け容れないということは自分を受け容れないということであって、現実を敵だと感じるということは、自分が自分に敵意を向けているということです。
どんな出来事が目の前で起こっていたとしても、否定からは何も生まれません。否定は視野を狭くし、可能性を制限するからです。
もし、行き詰まりを感じているのなら、
なぜ、この経験を必要としたのか?
この経験から何を得ようとしているのか?
現実を直視する勇気を持ってください。
ニュートラルな視点から事実を捉えてみることで、新たな道や可能性を発見できるかもしれませんよ♪